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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk53 articles — #社会と制度 Clear filters
『新世界より』二周目は語り手の声から
一度目は、夏のキャンプから始まる少年少女の冒険と、そのあとに続く出来事に息を詰めていた。二度目は、この物語を誰が書き残したのかを頭に置いて、町の決まりごとを一つずつ確かめる。組織の話に詳しいタカシさんと、全25話を観直した。
『ログ・ホライズン』二周目は食事の味から
一周目は、ゲームの世界に閉じ込められた人たちがどう戦うかを追っていた。二周目は、味のしない食事、一軒の建物、一人のよそ者の扱いから、ひとつの街に決まりごとが生まれていく順番を見る。旅と文化の違いに詳しいノアと第1シリーズを観直した。
『デカダンス』二周目は部品の名前を読む
一周目は、巨大な移動要塞と怪物の戦いの迫力、そして途中で明かされる世界の姿に驚いていた。二周目は、各話の題名、誰が何を「不具合」と呼ぶのか、規則からはみ出した者がどう扱われるのかを見る。音楽と反骨の話に詳しいジンと全12話を観直した。
『幼女戦記』二周目は第1話の目線から
一周目は小さな軍人の暴れっぷりに笑っていた。二周目にソウマが追ったのは、話の並べ替え、第1話の目線、モノローグの声、そして第弐話の演出。戦記と流儀に詳しいゴウ先輩と、第1期全12話を観直す。
『文豪ストレイドッグス』二周目は異能の名を読む
一周目は異能同士の戦いに目を奪われた。二周目に読んだのは、異能につけられた本の題名と、話数の題名と、二つの組織の決まりごと。学食で解説をせがまれたソウマが、嫌そうに引き受けて、結局一時間しゃべった記録。
『進撃の巨人』第1期の二周目は解散式の夜から
一周目は立体機動の速さに目を奪われていた。二周目、ゴウが観たのは訓練兵たちの顔と、命令を出す者の顔だった。第1期だけを、ジンと頭から観直した。第2期より先の話はしない。
『鋼の錬金術師』二周目は光の色を数える
全64話を観終えてから第1話に戻ると、錬成のたびに走る光が、同じ色に見えなくなる。アカリが兄のソウマと日曜の昼に観直した『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の、色と手と取り引きの話。
『WIND BREAKER』てっぺんより頼られる拳
テレビアニメ『WIND BREAKER』。てっぺんを獲りに来た一匹狼が、街を守る連中の中に放り込まれる。拳の使い道の話を、聞きに来たアカリと一緒に。
『ズートピア』の遠回りがたまらない
6選の五本目は『ズートピア』。ウサギの新米警官とキツネの詐欺師が、動物たちの街の事件を追う。ちがう生きものどうしが分かり合うまでの遠回りが、たまらない。高級なおやつを供えに来たクロと、もふもふの耳としっぽの話にゃ。
『七人の侍』を師範に勧められた春
映画『七人の侍』。大学に入った春、竜山の空手教室の門をたたいた日に勧められた一本です。村を守るために雇われた侍たちの、戦う前の静けさと、勘兵衛の段取り。師範の前でだけ長い敬語になるゴウが話します。
『ジパング』で撃たないと決める重さを知った
『ジパング』。過去の戦争の海に迷い込んだ現代の護衛艦で、何を守り、どこで撃たないと決めるのか。指揮する者の判断をノートに書き写しながら読んだ、無口な大学生の読み方です。
『平家物語』を稽古の前に声に出す
古典『平家物語』。勝った者も負けた者も、最後はみな同じ風に吹かれる。86歳の老師は、稽古の前にこれを声に出して読むことがあるという。稽古に来たアカリの「なんで?」に答えながら、その理由を話します。