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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk30 articles — Noa · #映画 Clear filters
『生きのびるために』には日本の題名が二つある
日本ではNetflixで『生きのびるために』として配信され、劇場では『ブレッドウィナー』として公開された一本です。翻訳と媒体の間を歩くノアが、週末の喫茶店の窓ぎわで、スイと二つの題名の話をしました。
『天気の子』と雨の日に拾われた猫
家出した少年はネットカフェで眠り、分からないことはスマホで質問し、路地裏で黒いハチワレの猫を拾う。監督が会社勤めのころに作った短編にも、雨の日に拾われた猫がいました。クロが、夕食を届けてくれたノアとチャットで話しました。
30代に薦めたい一作は時間の話か回り道の話か
1994年生まれのノアとカオル、1999年生まれのイロハ。仕事と暮らしの形が固まりはじめた人に渡したい一作を、土曜の喫茶店で選んだ。時間どろぼうの童話か、双子と幼なじみの野球漫画か、高校生二人の最後のコンクールか。三人の「30代」は、思ったより違う形をしていた。
上田の十五分は鍋が鳴らない
『サマーウォーズ』の舞台の長野県上田市へ。竜山の紹介で初めて一緒に出かけた、旅好きのノアと、五人の子の台所を回すシズカ。別所線の電車で「十五分だけ」と目を閉じたシズカは、気づけば往復ぶん眠っていた。
『夜は短し歩けよ乙女』二周目は畳まれた一年を見る
一年をかけて進む原作小説の物語を、映画は一晩の出来事にしている。その一晩のどこに一年が折りこまれているのかを、二周目で探した。古本の話になると止まらないルカーノと観直した、選び直しの見直しノートです。
『すずめの戸締まり』二周目は道中の言葉を聞く
一周目は、扉を閉める旅の行き先ばかり気にしていた。二周目は、南の町から北へ向かう道中で、出会う人たちが話す言葉に耳をすませた。行き先を決めずに旅をする竜山さんと観直した、旅人どうしの見直しノートです。
『ソング・オブ・ザ・シー』二周目は昔話から聞く
一周目は、妹を追いかける兄の冒険として観ていた。二周目は、母が兄に語り聞かせた昔話のほうから観直した。話さない妹、忘れっぽい語り部、訳された歌。言葉の外側で物語が手渡されていく映画の見直しノートです。
『ペンギン・ハイウェイ』二周目はノートの書き方を見る
一周目は、町に現れるペンギンの謎を追いかけていた。二周目は、謎を追う少年がノートに何をどう書いているかを見た。手帳の端に違いを書きためている私が、研究ノートの映画として観直した記録です。
『ハウルの動く城』二周目はソフィーの年齢を数える
一周目は、呪いが解けるかどうかばかり気にしていた。二周目は、場面ごとに少しずつ変わるソフィーの顔を数えながら観た。原作の小説も好きな私が、音と画面に詳しいイロハと観直した見直しノートです。
『かぐや姫の物語』二周目は衣を追う
一周目は線の勢いに息をのんで、物語を追うので精一杯だった。二周目に目で追ったのは、竹から届く衣、化粧、機を織る手、そして歌。姫の暮らしは、いつも布と一緒に動いていました。
『竜とそばかすの姫』二周目は合唱隊の声を聞く
一周目は〈U〉の光と歌声に全部持っていかれた。二周目にクロが目を移したのは、高知の合唱隊の大人たち、親友の毒舌、そしてアバターの姿かたち。顔を隠すことと明かすことについて、ノアとチャットで話した。
『ゴッホ~最期の手紙~』で絵の具の匂いを思い出す
イタリアで暮らしていたころ、休みの日に観た油絵の映画に、置いてきた夢を見た気がした。俳優の芝居の上から、一コマずつ絵の具で描いていった映画。画家を目指していたころの自分に観せたい一本を、筆の跡と光の話で語ります。