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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk22 articles — Second viewing · Nagi Clear filters
『スパイダーバース』二周目は手渡されるものを見る
一周目は、画面の速さと音に振り回されて終わった。二周目は、マイルスが誰から何を受け取るかだけを追いかけた。小さな装置、スプレー缶、助言、ドアの向こうの声。一人の少年の一歩は、手渡されたものでできていた。
『風が強く吹いている』二周目は台所から観る
一周目は走る十人の脚ばかり見ていた。二周目に目が行ったのは、毎朝ごはんを用意する人、余った一人分の食事、就活のスーツ。走っていない時間の小さな場面が、最後の日まで一本の線でつながっていた。
『天元突破グレンラガン』二周目は題名を聞く
小学生の僕は、放送が終わるたびに布団へ飛び込んでいた。大人になって観直したら、勢いの奥に細い糸が通っていた。毎話の題名、二番に替わる主題歌、親指ほどのドリル。叫ぶ前に数えてみると、全27話の地図が見えてくる。
『あの花』二周目は鏡とラーメンを見る
一周目は、ただ泣いていた。二周目は、泣く前に見ておきたいものを決めた。鏡、ラーメンの味、最初に信じた一人、題名に隠れた呼び名。秘密基地に集まり直した五人の夏は、小さな手がかりでできていた。
『となりのトトロ』二周目はサツキの背中を見る
遠洋の船の上で、陸に置いてきた家族を思って見た映画。親になってもう一度見たら、目で追う相手が変わっていた。弁当、雨、畑の野菜。大家族の父ちゃんが拾い直した場面の記録だ。
『機動戦士ガンダム』二周目は艦の組織図を追う
一周目は敵の指揮官の背中ばかり見ていたタカシが、二周目に追いかけたのは白い艦の組織図でした。誰が決め、誰がつなぎ、誰が疲れていったのか。ガクとナギを相手に、全43話を組織の物語として見直します。
『アナと雪の女王』二回目はドアと手ぶくろを見る
お姉ちゃんと何度も見た『アナと雪の女王』。二回目からは、ドアのノックや手ぶくろや、はじめの歌に気づくようになったとソウタは言います。聞き手のナギと、もう一度見たくなる場所を一つずつ数えました。
『氷菓』二周目は推理の外側を歩く
一周目の僕は、謎が出るたびに奉太郎より先に答えを当てようとしていた。二周目は答えを知っている。だから見えるのは、謎のまわりにいた人たちの顔と、その外側で黙っていた人たち。22話を地図のように広げて、もう一度歩きます。
『魔女の宅急便』二周目は台所から観る
子どものころは空を飛ぶ場面ばかり巻き戻していた。大人になって観直すと、目が止まるのはパン屋の朝、オーブンの前、焼きあがったケーキ。二周目は、誰が誰のために食べものを用意しているかを追いかけてみる。
『宇宙よりも遠い場所』二周目は送り出す人を追う
一周目は前を走る四人の背中だけを見ていた。二周目に目を移したのは、荷造りを手伝う妹、じゃがいもをむく隊員、ホワイトボードの献立。旅を前に進めていたのは、出発する人だけじゃなかった。