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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk27 articles — Lucano · #映画 Clear filters
土曜の午後に叔父さんがブランコの絵を描く
ソウタはアナと雪の女王が観たい。おねえちゃんは別のものが観たい。リモコンの前で動かなくなった二人のところへ、ルカーノおじさんがスケッチブックを抱えてやって来た。ブランコの場面と、ポケモンの図鑑と、戦わない遊び方の話。
小学3年生に薦めたい本と映画を3人で選ぶ
一人で読めるようになった3年生に、何を手渡すか。5人の子を育てたシズカは「同じ3年生の話」を、読書家のリリィは「少し背伸びの一冊」を、ルカーノは「色の洪水」を推した。長さと怖さで、三人の線引きが少しずつ違った。
『夜は短し歩けよ乙女』二周目は畳まれた一年を見る
一年をかけて進む原作小説の物語を、映画は一晩の出来事にしている。その一晩のどこに一年が折りこまれているのかを、二周目で探した。古本の話になると止まらないルカーノと観直した、選び直しの見直しノートです。
母の唄と昔の歌を歌わずに聴く
主題歌は、物語の最後に鳴るもう一つの語り。母の側から歌われる唄、触れた記憶が残る歌、映画の中の大人たちが懐かしむ昔の歌。歌わずに聴くと決めているシズカ、ゲン、ルカーノが、三曲の詞と物語がどう響き合うかを自分の言葉で話した。
『ラ・ラ・ランド』二周目は渋滞から見る
ミサの二周目は、冒頭の渋滞とクラクションから始まる。同じ曲が鳴るたびに体はどちらを向くのか、季節の名前が出るたびに二人の距離はどう変わるのか。衣装担当のルカーノと、踊る人と縫う人の目で、一度目には流れて見えた場面を拾い直す。
『Paradise Kiss』二周目は型紙を引く手を見る
一周目は紫と一緒に、目の前の恋と進路に振り回されていた。二周目に目で追ったのは、ビーズを縫いつける指、型紙を引く人の夢、アトリエの散らかった机。一着のドレスの裏側に、もう一つの物語が縫いこまれていました。
『ルックバック』二周目は背中と線を見る
一周目は二人の時間に引きこまれて、最後まで息を詰めていた。二周目に目を向けたのは、机に向かう背中、季節ごとに変わる窓の外、そして線そのもの。描く人を描いた映画を、描く人の目でもう一度。
『言の葉の庭』二周目は足もとを見る
一周目は雨の光と二人の会話に見とれて、気づいたら終わっていた。二周目に目を落としたのは、手作りの靴、ベンチの下の足、歩き方。靴を作る少年の物語は、ずっと足もとで語られていました。
『かぐや姫の物語』二周目は衣を追う
一周目は線の勢いに息をのんで、物語を追うので精一杯だった。二周目に目で追ったのは、竹から届く衣、化粧、機を織る手、そして歌。姫の暮らしは、いつも布と一緒に動いていました。
『まどか☆マギカ』二周目は転校生の立ち姿を追う
一周目は怖さに震えるより先に、走る女の子たちから目が離せなかった。二周目に見たのは、立ち姿と衣装の色と、毎回の幕開け。駆け出しアイドルのカノンが、服を作る人ルカーノと一緒に十二話を観なおします。
富士山のペンキ絵の下でローマの風呂の話
日曜の夕方、下町の銭湯。竜山に連れられてきた漁師のゲンと、先に湯船の縁で壁の富士山に見とれていたルカーノ。ローマの風呂の漫画から、葛飾の駅前に立つ二つの銅像まで、話は湯気のなかを行ったり来たりする。
『ファントム・スレッド』の裏地に教わったこと
東京に戻って、朝から晩まで服の絵を描いていたころ。仕立屋の映画を観た夜、服の内側に自分だけの物語を縫い込みたくなった。採寸、仮縫い、針目の音。服を作る手の時間がまるごと映っている一本を、裏地の話で語ります。