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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk9 articles — Kuro · #二周目 Clear filters
『魔王城でおやすみ』二周目は各話の題から
同業者の城の話を、余はもう一度頭から観た。一話ごとの騒ぎは、笑って流すには惜しい順番で並んでいる。手がかりは各話の題と、城の掟。夜中の同じ刻限に起きているクロとの、文字のやりとりも添えて。
『けものフレンズ』を二周目にボスと歩く
一周目のテンは、サーバルの大きな耳ばかり見ていた。二周目は目線を少し下げて、ボスがだれに話しかけ、だれの前で黙るのかを数えてみた。帽子、名前、三十秒の解説コーナー。夜ふけにクロと観直した、ジャパリパークの話にゃ。
『Vivy』二周目はスタッフロールまで観る
クロはエンディングのスタッフロールを、どんなに眠くても最後の一行まで観る。『Vivy』の二周目も、その習慣のまま観た。サブタイトル、日付、エンディングの音。本編の外側に置かれた手がかりを、スイと一緒に拾い直す。
『STEINS;GATE』二周目は第1話の題から
一周目は先が知りたくて、画面の端まで見ていなかった。二周目にクロが拾い直したのは、第1話の題名、携帯電話、オープニングの入り方。ゲームが原作のアニメだからこそ見えてくる手がかりを、クロとレイがチャットで並べていく。
『SAO』二周目は剣の世界の仕様書を読む
ゲームの中に閉じこめられる物語を、ゲームを遊ぶ側の目で観直す。クロが二周目に追ったのは、ゲームの仕組みを説明する言葉と、話数の題名と、ひとりのプレイヤーが背負った悪口。レースゲームの相棒ハヤテと、チャットで拾い直す。
『竜とそばかすの姫』二周目は合唱隊の声を聞く
一周目は〈U〉の光と歌声に全部持っていかれた。二周目にクロが目を移したのは、高知の合唱隊の大人たち、親友の毒舌、そしてアバターの姿かたち。顔を隠すことと明かすことについて、ノアとチャットで話した。
『オッドタクシー』二周目は車内の記録を聞く
動物の姿をした人たちが、タクシーの車内で話すだけのアニメ。一周目は会話の面白さに笑っていた。二周目にクロが追ったのは、ドライブレコーダー、スマホのゲーム、仮面をつけたアイドル。顔と記録をめぐる話を、ミコと拾い直す。
『NieR:Automata』をもう一度最初から
一度クリアしてからが本番、と言われるゲームを、全部のエンディングを見たあとでまた最初から遊ぶ。クロが拾い直したのは、2Bの短い返事、ハッキングの手ざわり、エンディングの題名に隠れた一文字。FPSの相棒レイと、チャットで並べていく。
『NieR:Automata』は一周目で電源を切らないで
好きなゲームの三本目は『NieR:Automata』。同じ出来事を別の目で見直すたびに、物語の意味が書き換わっていく。クロが「ゲームでしかできない語り方の教科書」と呼ぶ一本を、中身に触れずに語る。