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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk16 articles — Gen · #ごはん Clear filters
『もやしもん』に婆ちゃんの台所があった
菌が見える大学生のアニメを、同僚に勧められて非番の朝に観た。画面の中で菌が騒ぐたびに、新潟の山奥の家の漬物樽と、婆ちゃんの小言がよみがえった。雪の冬を越す知恵と救助の段取りをつなげて、トウゴが『もやしもん』を語ります。
川原の火と一つだけの風よけの石
十月の土曜、ゲンに誘われた大人三人の川原のデイキャンプ。初めて自分で火をおこしたいナギは、口数の少ないトウゴにキャンプの料理の話をふる。返ってくるのは一言だけ。それでも、薪の向こうに石が一つ増えていた。
ジャンルで変わるアニメのお供
日曜の昼、定休日のバーで野球中継を待つあいだ。ギャグの日は豚まん、泣ける日は握り飯、ごはんのアニメの日はホットミルク。カウンターのタブレットからは、自称・魔界大帝まで口をはさむ。お供の決め方にも、それぞれの暮らしが出る。
麻婆豆腐の鍋の前で劉昴星を語る
十月の平日の昼、台所で麻婆豆腐を作りながら、シズカが『中華一番!』のマオへの思いを話しはじめる。聞き手は漁から戻った夫のゲン。初めて焦がした炒飯の思い出から、師匠の通過儀礼まで。アニメ最終回までのネタバレありです。
焚き火のそばで小岩井よつばを熱弁する
秋のキャンプ場、ゲンの一家の焚き火。ナギは膝の上で『よつばと!』を開き、よつばの「見つけ方」がどれだけ好きかを話しはじめる。ゲンはジャンボの話で張り合う。既刊の最新巻までのネタバレありです。
いただきますは訳さない
『銀の匙』が好きなゲンは、行くはずだった町への旅をやめた。かわりに来たのは札幌の北海道開拓の村。『ゴールデンカムイ』の作者が作中の世界観を味わえると言った場所だ。誘ったタカシと、札幌で仕事のあったエマ。屯田兵屋の前で、二つの漫画が出会う。
握ってもらったおにぎり
『夏目友人帳』の風景のモデルになった熊本県人吉市へ。スイの出張中にテンを預かったゲンとシズカは、キャリーケースを提げて夫婦で出かけた。今日の弁当はゲンが握ると言い張った。ふたを開けたシズカの目が、静かになった。
親になったときに薦めたい一作を縁側で選ぶ
子ども5人を育てたゲンとシズカの夫婦、若くしてハルを産み育てたミサ。海辺の町の縁側で、親になったばかりの人に一作ずつ渡した。ゲンが船の上で泣いた映画か、料理のできない父の漫画か、契約結婚から始まるドラマか。泣かせる作品を薦めるかどうかで、夫婦の意見まで割れた。
縁側で結婚記念日の作戦会議
来週は結婚記念日。けれどゲンは、二十年以上いっしょにいる妻に何を渡せばいいのか分からない。旅の途中で寄った竜山と、縁側で寅さんを観ながらの作戦会議。マドンナに惚れては振られる男の話から、一日だけの恋の映画まで。そこへ、買い物から妻が帰ってくる。
『ゆるキャン△』二周目は迎えに来る人を見る
一周目は、湖と富士山と湯気の立つ鍋ばかり見ていました。二周目に目が行ったのは、画面の端で車を出す人、お土産を頼む人、声だけで出てくる人。キャンプの外にいる家族を、ゲンさんと探しました。
『CLANNAD』二周目は古河パンの食卓から
坂道で始まる学園の物語を、漁師のゲンと妻のシズカが台所で見直した。一回目は笑って流した売れ残りのパン、ヒトデの彫刻、家に帰りたくない夜。二周目に目で追ったのは、若い二人を支える大人たちの背中だった。
日曜の夕方、父が泣ける場面を先に言った
漁から戻ったゲンが、子どもたちの読んでいる漫画を見て、いちばん泣ける場面を先に口にしてしまう。台所の包丁の音が止まり、家族全員と縁側の白い猫が正座した。夕飯の話題は、魔物を料理するアニメと、母の実家の日曜日へ。