Articles
From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk14 articles — Iroha · #絵と色 Clear filters
『海がきこえる』の光と影は三通り
1993年にテレビ用に作られたスタジオジブリの『海がきこえる』。色を決める人は、登場人物ごとに順光・逆光・ふつうの三通りの色を用意しました。イベントの片づけのあと、イロハがインターンのエマに話しました。
『父を探して』はクレヨンと色鉛筆で描かれた
ブラジルのアニメーション映画『父を探して』の世界と人物は、色鉛筆、クレヨン、コラージュ、絵の具で作られました。好きな場面の色だけクレヨンが短くなる子どもだったイロハが、ダンス教室のカノンに、色と音の話をします。
休憩所で色の名前を四つの言葉に
アニメのイベントの日曜日。出展ブースの裏の休憩スペースで、社員のイロハと、通訳を任されたインターンのエマがサンドイッチを分ける。イロハのノートの「まだ何色でもない白」を、エマは英語とフランス語と中国語で言い直そうとした。
『葬送のフリーレン』は背景と古楽器で時間を描く
千年を生きる魔法使いの旅を、アニメはどうやって「長い時間」に見せたのか。美術と服の人ルカーノと、音と色の人イロハが、背景の古び方と劇伴の古楽器から、それぞれの見つけ方を持ち寄りました。
『ウルフウォーカー』は街と森で線の太さが違う
城壁の中はかたい直線、森に入ると線がふるえて丸くなる。エマが描く人として、ずっと見ていられると言うアイルランドのアニメ映画です。線の太さで世界を分ける描き方を、イロハと話しながら案内します。
『魔法使いサリー』は第18話からカラー
最初のテレビアニメはモノクロでした。では、色はいつ、どうやってついたのか。東映アニメーションの沿革には「第18話より」という一行が、手塚治虫の公式サイトには色づけの試行錯誤が書かれていました。イロハとガクが読みます。
スクリーントーンはもともと製図や建築の画材
漫画のグレーの影や服の柄、背景の細かな模様。その多くを支えてきたのが、ドットや模様を印刷したシール状の画材「スクリーントーン」です。画材メーカーと大学図書館の展示記録をもとに、その成り立ちと作られ方を、イロハとガクが話しました。
アニメの背景には絵の具の仕事もある
人物のうしろに広がる部屋や空や街並み。アニメの背景は、誰が、どんな道具で、どうやって描いているのでしょう。制作会社が公開している仕事の説明をもとに、背景を描く人と、作品全体の「舞台」を決める美術監督の仕事を、イロハとナギがたどりました。
セル画からデジタル彩色へ
かつてアニメの人物の色は、セルに絵の具で塗られていました。いまは紙の線画をスキャンして、画面の上で塗る仕事があります。制作会社や公的機関の資料をたよりに、色の塗り方が変わった道のりを、イロハとガクがたどりました。
『GRIS』で色が戻ってくるのを待つ
言葉はほとんどない。あるのは、淡い水彩のような世界と、静かな音楽と、少女の足どりだけ。働き始めてから、自分でも色の記録を作り続けるきっかけになったゲームを、画面と音と指先の感覚から語ります。
『スパイダーマン:スパイダーバース』の画面は読める
背景に浮かぶ網点、宙に描かれる効果音の文字、人物ごとに違う絵のルール。映画なのに、一コマずつ読みたくなる。画面を眺める楽しさと物語を同時に味わえる一本を、印刷物を見るような目でゆっくり語ります。
『ピンポン THE ANIMATION』の揃わない線
震えるような線、ぶつ切りに分かれる画面、鳴りやまないラリーの音。整っていないものにも魅力があると、高校生のイロハに教えてくれた一本。勝ち負けではなく、動きとリズムが感情に変わる瞬間を追いかけます。