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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk13 articles — Gen · #居場所 Clear filters
『もののけ姫』は雪に閉ざされた冬の一本
雪で道が閉ざされる新潟の山奥の家で、子どものトウゴが何回も観た森の映画。窓の外の山と同じ匂いのする森、どっちの味方にもなれなかった畑の端の記憶、両方の話を聞くアシタカ。救助隊員になったいま、『もののけ姫』の好きな所を話します。
『もやしもん』に婆ちゃんの台所があった
菌が見える大学生のアニメを、同僚に勧められて非番の朝に観た。画面の中で菌が騒ぐたびに、新潟の山奥の家の漬物樽と、婆ちゃんの小言がよみがえった。雪の冬を越す知恵と救助の段取りをつなげて、トウゴが『もやしもん』を語ります。
亀有の昼に両津勘吉を熱弁する
十月の月曜、店の定休日のカオルは、東京に出てきたゲンを亀有へ案内した。駅前の像を見上げたまま動かないゲンが、両さんの好きなところを話しはじめる。最終回までのネタバレありです。
『おまえ うまそうだな』で父のほうが先に泣いた
職場体験で保育園の読み聞かせをすることになった次女が、居間で練習を始めた。「泣いたら笑うから」と言われた両親が、読み聞かせで声が詰まった絵本の話をする。末っ子は、父が泣いたことをまだ覚えていた。
『つみきのいえ』は鉛筆の線で積み上げた
12分ほどの短編アニメ『つみきのいえ』には台詞がありません。監督の加藤久仁生さんは、鉛筆の質感を生かして、水に沈む街で家を積み上げて暮らす老人を描きました。86歳の竜山が、旅の途中に寄ったゲンの家で、短い一本の話をしました。
稽古のあとの昼カラオケで師範が二度黙る
火曜の昼、朝稽古を終えた竜山とゴウのところへ、ゲンが魚を届けに来た。そのまま三人で商店街のカラオケへ。竜山とゲンは昭和の歌を一曲ずつ歌い、最後に同じ一曲を入れて、同じところで同時に黙った。ゴウは一曲も歌わずに、ずっと正座していた。
『浦安鉄筋家族』笑ってしまえば勝ちな家族
学生のころ、教科書より先に読んでいたのが、家族全員が全力で暴走するギャグ漫画でした。成績表が配られた日も、この漫画の話で食卓を笑わせて乗り切った。どんな家族でも、笑ってしまえば勝ち。カオルの6選、最後の一本です。
『おおかみこどもの雨と雪』と海の上を待った日々
ゲンさんが遠洋の船の上にいたころ、子どもは一人、また一人と増えていきました。陸に戻ってまもなく家族で観たこの映画で、ひとりで踏ん張っていた日々を思い出したシズカが、6選の四本目を静かに語ります。
『ちびまる子ちゃん』の茶の間に教わったこと
しつけの厳しい家でも、日曜の夕方だけは家族そろってテレビの前で笑っていました。何でもない会話がいちばんおもしろいと教えてくれた、まる子の家。いまは七人の食卓を回すシズカが、6選の二本目を語ります。
『夏目友人帳』のニャンコ先生の気持ちが分かる
6選の三本目は漫画『夏目友人帳』。招き猫のような姿のニャンコ先生は、ただの猫ではないらしい。ただの猫のふりをして人のそばにいる気持ちは、よく分かる。スイの仕事の日、海辺のゲンの家の縁側で語る話にゃ。
『男はつらいよ』の寅さんが暮らしの手本
映画『男はつらいよ』。道場を開いたころ、稽古のあとに弟子と映画館へ通い、寅さんの旅に笑って泣いた。ふらりと出て行き、ふらりと帰る。86歳の老師がいまも手本にしている暮らし方の話です。
ゲンのオススメ20選海と家族と飯の話
海と船の話、父ちゃんと母ちゃんの話、田舎と自然の話、食って笑って生きていく話。泣ける話に弱い海の男ゲンが、家族と観て泣いた20本を選んだ。新しい作品は、だいたい子どもたちに教わったやつだ。